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国鉄色気動車見物と、美味いものめぐり 信州-北陸-飛騨方面へ <2005年11月>

nyamoが「JR大糸線に復活した国鉄色の気動車を見たい。」と、紅葉の時期に合わせて計画していた北陸行き。 nyaponの出張が重なって延期されていたが、やっと出掛けることに。 いつもどおり、nyamoは美味しい物ポイントと良さげな温泉をチェック、nyaponは汽車のダイヤグラム作成と大まかな撮影ポイントの計画をたてて準備。 期間中の天気予報が怪しいのだけど・・・。


長野県 穂高町 穂高神社
冷えた朝の、凛とした静寂につつまれて






「白馬の豚南蛮」
肉本来の味のみで、あっさりとしていて美味






道の駅 小谷
併設の温泉も良いお湯で、評価◎の駅






軽トラの荷台から朝の巡回中
大糸線 根知駅にて






ゆずはちょっとビビリ気味
親不知の道の駅前の海岸で






見た目以上のボリュームで美味!
道の駅 親不知ピアパークの 「お刺身定食」






コーヒー豆自家焙煎の香りが漂う
奥飛騨温泉口駅 喫茶店「あすなろ」






気温0℃、天候 雪、凍結注意!
R41 数河峠

1日目

今回は、木曜金曜に休暇をとってお出かけ。 朝の渋滞回避とETC深夜割引適用のため、恒例の「前日夜出発でSA/pA泊」。 夕食もお風呂も済ませてのんびり出発、中央道へ向かう。 境川PAが今日の宿泊地。 ここはSA程混まず、24H営業のコンビニもあって便利なのでお気に入り。 ゆずの散歩をしてから就寝。 今シーズンも、FFヒーターが活躍開始!

2日目

6時ごろ起きて朝食。 山梨を抜け、長野道方面を目指す。 やはり紅葉真っ盛りには遅かったが、まだ色づいた葉が残っており、場所によっては秋の写真が期待できるかも。 梓川SAでドトールを見つけて、コーヒーブレイク。 公園もあり、ゆずも朝の運動ができて満足。 豊科ICを降り、R147で大糸線沿線へ。

nyamoの希望で穂高駅前の穂高神社へ。 朝の境内は、寒さも相まって背筋の伸びる凛とした静寂。 二拝二拍手一拝の作法で、旅の安全を祈願する。
木崎湖付近で特急の通過を見物するが、それよりも絵葉書か絵画のような湖畔の風景に感動する。 汽車が見たくてクルマを停めたが、大きなおまけ付だった。

お昼近くなった白馬の道の駅で休憩。 信州そばが食べられるかと入ったレストランで、白馬の豚南蛮というそばを発見。 食べてみると豚肉本来の味が濃くて美味。 白馬豚は最近注目の地元食材らしく、ちょっとした新発見だった。
いよいよ南小谷を過ぎ、非電化区間になった大糸線で汽車見物。 今日は小谷の道の駅泊の予定だが、明るいうちに糸魚川付近まで往復しながら、何ヶ所かのポイントで撮影する。

夜のFFヒーター使用に備えて、ガソリンを満タンにして道の駅に戻る。 ヤドカリ号はガス欠対策にかなりの余裕をとっているらしく、残量1/3程度で点火してくれなくなるのだ。
今日は、お風呂も道の駅内にあり便利。 お湯も鉄分たっぷりの良い温泉。 普通車の駐車枠が道路側で、就寝時に少しうるさいのが残念だが、かなり高ポイントの道の駅だった。

3日目

翌日も、大糸線の気動車を撮影しながら糸魚川駅へ。 入場券を買って、構内の機関庫を見物。 R8で日本海沿いを西へ向かう。 親不知の道の駅で、nyamoが新鮮な魚の昼食を計画している。 道の駅は写真でよく見る、高速道路が海の上を走っている所の高架下。 海岸に下りる事もでき、食事前の運動にゆずと波打ち際で遊ぶ。 目的のお刺身定食は、食べ切れないほどの量で大満足。 新鮮かどうか一目瞭然のイカが、とろけるようでとても美味。 今回の旅の食糧事情は、なかなか好調だぞ♪

予報に反して晴れ間も見えていた天気が、このあたりから悪くなってくる。 特急街道の北陸本線だが、雨が強くなり撮影はあきらめ、先へ進む。 富山地方鉄道に沿って宇奈月温泉まで行ってみたが、悪天候で2人とも写欲が湧かず、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車をチラっと見ただけで戻ってくる。 ホントは「雨だからこそ」の画を撮るのも、鉄道写真の醍醐味なのだけど・・・。 続いて、同じく地鉄の立山線に沿って立山へ。 雨も小降りになり、砂防工事用軌道のトロッコも見られて、少しご機嫌になる。 あまり外で遊べないゆずは、リアシートで退屈そうだが・・・。

富山地方鉄道の撮影にもう1日掛けるつもりだったが、悪天候で背景の立山連峰も見えそうにないので、日程を短縮して神岡方面に向かう。 富山市内でR41へ抜け、楽今日館という温泉施設へ。 ここで夕食を済ませ、道の駅細入で予定終了。 夜になっても外は雨、それも土砂降り・・・。

4日目

明け方はかなり冷え込み、氷点下に。 珍しく、朝までFFヒータを消す事が無かった。 山の上の方は雪景色である。 唯でさえスロースターターの我が家、あまりの寒さに今日は更に遅い。(笑) 出発時には周囲のPキャン車が誰もいないのは、いつもの事なのだが・・・。

神岡鉄道の分岐駅、高山本線の猪谷駅へ。 ちなみに高山本線は、ここから南の角谷まで昨年の台風の影響で運休、バス代行輸送中。 開通は再来年の秋予定と、甚大な被害だったようだ。

神岡鉄道に沿って、撮影しながらR41を進む。 高原川の谷沿いの狭い平地に線路と何軒かの民家がある風景は、絵に描いたような旧き良きローカル線の風景。 しかし来年の12月での廃止が決まってしまった神岡鉄道は、今年が最後の冬になる。

終点の奥飛騨温泉口駅へ立ち寄り、駅舎の写真など撮影していると、辺りにとても良い香りが。 旧駅舎を利用してコーヒーを自家焙煎する喫茶店、「あすなろ」を発見。 香りにつられて店内へ。 様々な種類の自家焙煎コーヒーは、香り良く美味なのに、350円〜400円前後と安い。 しかもモーニングタイムで、トーストまでサービス! 土曜日の午前中という時間ながら、地元の人で盛況なのも納得。 コーヒー好きの人なら、絶対に立ち寄る価値あり!

これで当初の予定は一段落だが、nyamoが「飛騨牛を食べて帰りたいのだ!」と力説。 平湯へ抜ける予定を変更し、飛騨古川経由にする。 ところが、数河峠に差し掛かると天気は雪! 幸い道路には積もらなかったが、周囲は雪景色の中の峠越えとなった。 無事に山を降り、古川の道の駅にあるレストランで、「飛騨牛膳」の昼食。 肉質は柔らかく、脂も甘くてとても美味。 最近の道の駅のレストランは、値段も手頃で味のレベルも高い所が多いのを再認識。 

県道89で高山市街をショートカットし、平湯から帰途に着く。 安房峠道路付近では、またもや雪模様。 橋の部分では路面にもシャーベットが溜まりかけており、慎重に走る。 まだ他のクルマもバスも夏タイヤのようで、みんな揃って慎重に慎重に・・・。 いくつかトンネルを抜けると、天気は晴れ。 無事に松本市内へ。 長野道のPAで少しお昼寝休憩をしたあと、神奈川までマイペースで帰ってきた。 

今回は、事前の天気予報では期間中ずっと雨か曇りだったが、1日カットしたものの、まずまずの結果だった。 それよりも、飛騨方面のこの時期の雪を甘く見ていた事をちょっと反省・・・。


【 3泊4日 / 882km 】


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