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ちほく高原鉄道を目に焼き付けるために北海道へ <2005年8月>

国鉄池北線時代から思い出のある、北海道ちほく高原鉄道(通称:ふるさと銀河線)の06年4月での廃止が決まってしまった。 何度か訪れた事のあるnyamoも思い入れがあるらしく、最後にもう1度見ておきたいと言う。 そこで、夏休みに会社推奨の連続休暇をくっつけて、今年も北の大地を目指す事に・・・。


今回から、スライドドア用網戸を装着
どこでもアブが寄ってくるので、大活躍!






富良野付近では、小麦畑が黄金色
ビール会社の契約畑だそうで






こってりしょう油味の、旭川ラーメン







こちらは音威子府駅のそば







ノシャップ岬から眺める夕日







キャンプ場内を本物の林鉄のSLが・・・
丸瀬布町 いこいの森






この踏み切りも来年は「廃線跡」に
北海道ちほく高原鉄道 置戸−豊住間






信号所を探して森の中へ。
この後、さらに道は細くなり・・・(笑)






初めて訪れた大沼公園。
道南方面は、ほとんど未経験






蝦夷富士こと羊蹄山が姿を







ニセコの道の駅で買ったメロン
1玉350円でも甘くて美味!






船上から眺める苫小牧港の夕日
うー、帰りたくない!

出発

新潟港23:50発のフェリーに合わせて、午後からのんびり出発。 渋滞予測でも午後には解消する事になっている。 関越トンネルを抜けるまでは順調だったが、六日町あたりから突然の雷雨。 路面には川ができ、突っ込むと「ドンッ!」と言う衝撃がくるほど。 スピードを落とすが、稲光が眩しくて運転しづらいのなんて初めての経験だ。 北陸道に入ってからは雨も収まり、無事に新潟港へ到着。 フェリーに乗船してホッとする。

道内初日

17:20に苫小牧東港に到着。 鵡川の道の駅で休憩後、宿泊地の占冠の道の駅を目指す。 去年と全く同じ行程だが、明日の予定を考えるとこうなってしまった。 隣には芝生の公園があり、フェリーのペットルームに閉じ込められていたゆずを遊ばせるためにも、ここは最適なのだ。

2日目

石勝線の信号所で特急列車を撮影しながら南富良野方面へ。 映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地でセットがそのまま残る、根室本線の幾寅駅(劇中では幌舞駅)を見物したりしながら北へ向かう。
道の駅とうまで旭川ラーメンの昼食。 ご当地ラーメンでは、しょうゆ系なら旭川が一番好きかな。
今日はキャンプ場に泊まりたいが、一つ目は電話してみると満員でNG、剣淵町の「家族旅行村」に決定。 途中、塩狩峠で列車を撮影。 実話を基にした有名な小説は学生のころ読んだ(読まされた?)が、慰霊碑を見ていると自己犠牲について考えさせられた読後感が蘇ってきた。

3日目

名寄付近で列車を撮影した後、重要目的である音威子府駅立ち食いそばを目指す。 かつて「日本3大駅そば」の1つといわれた、汽車旅派時代の思い出の味だが、2年前の訪問時は定休日で涙を呑んでいたのだ! 今年は無事に独特の黒いそばを食し、おみやげ用にも乾麺を購入してご機嫌である。(笑)
明日のヤドカリ号初の日本最北端到達に備え、稚内まで移動する。 ノシャップ岬から沈む夕日を見ながら、海鮮丼の夕食。 宿泊地は、無料だが車乗り入れ不可のキャンプ場・・・の駐車場。(笑) いいアイデアだと思ったが、同じ考えのクルマはたくさんいた。(苦笑)

4日目

朝から、宗谷岬で日本最北端到達。 ヤドカリ号もやっと東と北を制覇! オホーツク海岸を南へ向かう。 普段クルマではラジオやCDは聴かないが、今朝はAMでNHK第一の高校野球中継。 今夏の故郷兵庫代表は会社の後輩の母校でもあり、応援に力が入る。 結果は・・・、残念でした。
それにしても今年の北海道は暑い。 ニュースになるくらいだから相当なのだろう。 もう5回目の夏旅だが、エアコンを常用して走るのは初めてだ。 それでも、木陰の涼しさは神奈川とは大違いなのだが・・・。
今日は、前から気になっていた丸瀬布町のキャンプ場へ。 園内を動態保存の森林鉄道の蒸気機関車が走っているのだが、行ってみて驚いた。 鉄橋あり踏切ありの線路は約2キロもあり、木々の中を行く蒸機は雰囲気抜群だった。

5日目

去年に続き、早起きで石北本線の貨物列車の撮影。 キャンプ場泊で食事もせずに出発は、ちょっともったいないのだけど・・・。 その後、温根湯の道の駅で朝食を食べ、今夏のメインの目的、ふるさと銀河線の撮影へ置戸付近に向かう。
ちょうど北見地方の特産品、タマネギの収穫の時期で、畑を入れて撮影していると農家のご主人に声をかけて頂き、お宅へ招待されてしまった。 よく冷えたものすごく甘いメロンまでご馳走になる。 都会だと、知らない人を見掛けたらまず警戒しなければいけないようなご時世に、思わず感激してしまった。 丁重にお礼を述べて、また撮影へ。
今日の宿泊地、陸別の道の駅には18時前に到着。 町の施設内にある公衆浴場で汗を流し、本日の予定終了。 ここは鉄道の駅も兼ねていて、駐車場の脇を列車が通るのだが、今度来る時にはこの線路がないと思うと寂しい気分になってしまう。

6日目

今日も銀河線の撮影。 昨日の平坦区間に続いて、峠越えで奮闘する姿をカメラと目に焼き付ける。 最後に、趣のあるいくつかの駅に寄ってお別れをしながら、池田方面へ向かう。 今度訪れるときは、どこも「駅跡」であり、沿線も「廃線跡」になっているのか・・・。 
気を取り直して、去年も行った上札内のポロシリ自然公園キャンプ場へ。 ここはランドリーが無料なので、溜まった洗濯物を片付けようという作戦。 去年より値上がりしていたが、それでも電源なしサイト1500円。 これでランドリーもシャワーも無料なのだから、十分満足♪

7日目

朝から、狩勝峠越えの列車の撮影に。 去年も訪れ、巨大S字カーブで山を登っていくため、列車が通過する前後数分間に渡ってそのエンジン音が山間にこだまする、日本離れしたロケーションに感動した場所。 今年は区間内の信号所に行くために、未舗装の林道を行ったり来たり。 背丈よりも高い夏草を掻き分け、10キロ以上もオフロードを走ってしまった。 こんな使い方ではヤドカリ号より大きなキャンパーの導入なんて、絶対に無理だな・・・。(笑)
その後、日高峠から夕張へ抜け、温泉へ入り一服。 千歳市を抜けて、長沼町の道の駅で就寝。

8日目

支笏湖畔を走り、お気に入りのきのこ汁を食すために大滝村の道の駅へ。 いつも1杯100円なのだが、隣接の物産店のオープン記念とかで、無料で食べられた。 倶知安から函館本線のかつてのSL撮影の名所、小沢駅付近へ行く。 また峠付近の林道に入っていくが、 いかにも熊が出そうで、道路にもヘビがトグロを巻いていたりして、身の危険を感じたのでおとなしく引き返す。(笑) 駅前で名物の「トンネル餅」を買って食べる。 昔は駅の立ち売りもあったそうだが、今でもクルマで来て数箱まとめ買いして行く人を見かけた。 甘さ控えめで美味、SL撮影時の弁当代わりにしたという話も納得である。 これからは、通りがかったら必ず買おう。
長万部から海沿いに出て東へ。 明日の室蘭本線撮影に備えて、豊浦町へ。 日帰り温泉に立ち寄り、施設内のレストランで安くてうまい定食を食べて、道の駅で予定終了。

9日目

早朝に通過する寝台特急列車を迎え撃つために、4時半起床で5時出発。 昨日見つけたポイントには既に同業者の方が。 挨拶をしてご一緒させてもらう。
噴火湾沿いに撮影しながら南へ向かい、昼食は森のいかめしが食べたくなった。 デパートの駅弁大会でもお馴染みだが、森で食べる事に意義がある。(笑)
森まできたら、せっかくだから足を伸ばして大沼を見ていこうという事に。 大沼の畔を散歩、駒ケ岳を一周して、また噴火湾の海沿いを戻ってくる。 長万部から内陸に入り、黒松内の温泉で汗を流した後、近くの道の駅で就寝。

10日目

道内最終日、nyamoがメロンと野菜を買いたいと、ニセコの道の駅へ。 一昨日おやつ用に買ったメロンが美味しかったので、おみやげ用に5個入りの箱と、とうきびを買い込む。 山頂までクッキリの羊蹄山を眺めながら、洞爺湖畔を抜けて伊達市へ。
室蘭本線の列車を撮影しながら東へ向かっていると、宮城県で大きな地震のニュース。 コンビニの駐車場でお弁当を食べながら、テレビのニュースで情報を確認する。 苫小牧を一旦通り過ぎて、最初に寄った鵡川の道の駅へ。 併設の温泉に入るために。 フェリーの浴室は狭くて混むので、できるなら使いたくなかったのだ。 スッキリしてからフェリーターミナルへ行き、19:50発の船に無事乗船。

帰路へ

予定通り、15:30に新潟港着。 去年は高速に乗るまでが結構な渋滞だったが、今年はすんなり。 しかし、関越道で震災復旧工事が始まっており渋滞に巻き込まれてしまった。 往きにも気付いたが、高架橋と築堤の接続部など結構な段差ができており、ヤドカリ号の足回りではジャンプしそうな程。 まだまだ震災の爪痕は残っている。 群馬県内でお約束の渋滞が発生しているが、縮小傾向なので手前で夕食休憩。 作戦成功で食事後には渋滞はなくなり、家まで順調に帰ってくることができた。

今年の北海道は、地元の方が「こんなの珍しい」と言うほど暑かった。 でも良い天気の日が多く、写真撮影には有難かったかも。 例年、特に道東方面では薄曇りの毎日で、寒がりながら周っていたから・・・。 いつか、花のきれいな6・7月あたりに行ってみたいなぁ・・・。


【 11泊12日 / 3,160km 】


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