廃線跡めぐり

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Vol.11 東海道本線 旧石部トンネル跡(大崩海岸) 〈2012/2〉

1948年のアイオン台風による被害で坑門が海岸に倒壊、付近の護岸も崩落した、静岡県の大崩海岸にある東海道線の旧石部トンネル。 そのあまりに壮絶な光景はインパクトが大きく、廃線跡関連の書籍では、必ずと言っても良いほど紹介されています。

ここは、南アルプスの南端がそのまま海に突っ込む険しい地形。 国道1号(東海道)は、10km内陸の宇津ノ谷峠を越え、新幹線や東名高速は、2km内陸の日本坂峠にトンネルをぶち抜いています。 現代と違って長大トンネル建設を避けたかった明治時代、苦肉の策の鉄道ルート選定だったはずですが、自然の圧倒的な力で、木っ端微塵にやられてしまっています。

付近には、旧国道150号も崩落により廃道になっている箇所があり、旧道・廃道も好きなnyaponとしては、一度訪れてみたい場所でした。

完全に倒壊している、東海道線 旧石部トンネル神戸方のレンガ造りの抗門。 その先の、護岸と路盤の跡も崩落しています。 現在線はトンネル内で分岐し、出口はもっと内陸側に。
上に見える道路からあの位置まで降りられるそうですが、雨上がりで足元が悪く、海も波がザッパーン!な状態だったので断念し、この位置からの見物のみとしました・・・。



こちらは、旧国道150号の廃道部分。(現在は県道) 洞門の途中で崖が崩落し、完全に圧潰しているのが見えます。 この崩落の際、車で通過中だった方がお亡くなりになっているそうです。
現道は、あまりに危険な崖下をあきらめ、海上橋で迂回。 近代の土木技術をもってしても、人間など、自然の力に勝てる訳が無いことを、まざまざと見せ付けられる光景です・・・。



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