廃線跡めぐり

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Vol.17 米軍 田浦専用線(相模運輸倉庫 専用線) 〈2017/12〉

以前から、神奈川県横須賀市の追浜や田浦のあたりを車で走っていると、「明らかに鉄道廃線跡」な空間が目につきました。 場所柄、旧海軍関連であることは容易に想像できたのですが、なかなか訪れる機会がありませんでした。 特に田浦駅付近には貴重な遺構が残っていることも知っていましたが、航空写真を見ると周囲の道路改修も進んでいるらしく、「これは早く行かねば」と・・・。

今や国内では貴重な、直交平面交差、ダイヤモンドクロスの遺構です。 周囲の道路は最近改修されたらしく、少し前の写真で見られた踏切跡は綺麗なアスファルト舗装に変わっていました。 国鉄(JR)田浦駅から分岐してきた専用線と、現在の海上自衛隊施設を結ぶ線が交差する地点です。 このあたりは、1990年代まで米軍艦船への燃料輸送用として最後まで使用されていたようです。


海の方へは線路が続いていますが、相模運輸倉庫の敷地内のため、立ち入り禁止です。(左)
道路の反対側にも、もうひとつダイヤモンドクロスの跡が残っています。(右)


専用線を運行していた相模運輸倉庫の本社付近には、分岐器の遺構も残っていました。 この先は、やはり港湾施設のため、部外者は立ち入り禁止となっています。 周囲には旧海軍の物だったらしい趣ある意匠の古い倉庫群も見られ、近代化遺産好きとしては興味深いエリアです。


踏切跡が残ります。この先が田浦駅方向で線路や分岐器も残っているようなのですが、雑草が生い茂って残念ながら観察できませんでした。(左)
以前は、奥に見えるトンネル手前で写真右方向からのスイッチバックの引き上げ線が合流し、ダイヤモンドクロスを交差する方向に戻ってくる線形だったようです。 ちなみにあのトンネル、海軍時代は秘密の弾薬庫を兼ねており、内部で積み下ろしが行われたのだそう。(右)


一部は、かろうじてバラストやレールが残っているのを確認できました。(左)
今回は、三浦半島方面へのツーリングの帰りに立ち寄りました。街中での遺構探索&見物では、バイクの駐停車の容易さ、機動性がありがたいです。 本当は自転車がベストなのでしょうが。(右)



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