廃線跡めぐり

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Vol.2   北海道編 [2] 学生時代の思い出、北海道のローカル線跡へ 〈2003/8〉

天北線   音威子府−浜頓別−南稚内   [1989/5/1 廃止]

天北線は宗谷本線の一部として開通し、幌延経由の新線開通により支線に格下げされてしまったという、東海道本線に対する御殿場線のような歴史があります。 私が乗った頃、起点の音威子府駅ホームの駅そばは「日本3大駅そばの1つ」と言われ、確かに大変美味で乗り換え時の立ち食いはお約束になっていました。 3年前の訪問時には駅舎内に移転して現在も営業中なのを発見して感激し、懐かしい味を味わいました。 今回も当然駅に寄ったのですが・・・、定休日でした。(TT)

上音威子府駅跡付近のガーダー橋

国道からわずかに見えた、小さな沢にかかるガーダーです。 近くに林道の入口があり近付けそうに見えましたが、いかにもマムシがいそうな雰囲気で・・・。

敏音知駅跡

敏音知駅跡は道の駅になっていて、駅跡のモニュメントが。 小ぎれいすぎて廃線跡の雰囲気は全くありませんが、地元の方々の鉄道への愛着が感じられます。


敏音知跨線橋跡

国道を走っているだけで見つかる、はっきりとした遺構。 やはりその下には、夏草に覆われながらも「いかにも」な空間が続いています。


中頓別−下頓別間のガーダー橋

橋の前後はすっかり草に覆われ、自然に還ってしまった感がありますが、よく見ると築堤の形もわかります。 近くでは牛が放牧されており、こちらをかわいい目で珍しそうに見ていました。 背景に列車が通れば、とても絵になりそうな場所ですね・・・。



興浜北線   浜頓別−北見枝幸   [1985/7/14 廃止]

この興浜北線と雄武−興部間の興浜南線は間に未成区間があり、地図で見ても「つながっていてくれれば・・・」と思える、乗りつぶし汽車旅派にはネックになる路線でした。

オホーツク縦貫線とも呼べるこの区間が完成していれば有数の風光明媚な路線になっていたのでしょうが、ついにその日はやってくることなく興浜南線とともに廃止されてしまいました。

国道の下をくぐり北見枝幸市街に進入するところ

市街の線路跡は立派な道路になっており(手前)、その名も「興浜線通り」といいます。 道の脇には新しい家が立ち並び、跨線橋の向うからゆっくりと進入してくるディーゼルカーを思い浮かべるのも難しくなっています。



名寄本線   名寄−遠軽   [1989/4/30 廃止]

この全長138kmもあり「本線」と名の付く路線が廃止になると聞いたときには、少なからず衝撃を受けたものです。 現在の石北本線の遠軽駅は北へ向かう名寄本線がなくなったため、分岐のない途中駅にもかかわらずスイッチバックだけが残った不自然な線形になっています。

興部駅跡付近・天北跨線橋

興部駅跡は道の駅に。 名寄方面に向かって出発し、構内を出たところのこの跨線橋までは、サイクリングロードになっています。 上の国道に登ってみると「國鉄名寄本線」の銘板が・・・。 これ自体はそんなに古い物じゃないのかもしれませんが、感激です。


中興部駅跡

完璧に当時のままの姿で残っており、駅前は花壇なども近所の方の手でとてもきれいに管理されています。 線路のあった辺りはすっかり自然の草むらに還っていますが、現役時代の姿を思い浮かべるには充分な雰囲気です。


西興部駅付近のガーダー橋

道路からは見えませんでしたが、工事資材置き場に入れて頂いて発見。 西興部駅跡は、公営の宿泊施設になっていました。

「国有鉄道」と書かれた境界票

左写真の橋梁付近の道床脇にて。 名寄本線では、この境界票を結構発見することができました。


上興部駅跡は鉄道記念館に

駅舎内には、当時の備品なども展示されています。 構内跡には気動車(キハ27)やラッセル車(DD14)などの車両も保存されています。 車両の塗装は痛んでおり屋外保存の大変さがうかがえますが、「実際の線路上にある」ことが重要で、街中の公園の柵の中で剥製のように展示されている蒸機などよりよほど良いです。


下川駅跡付近・下糠川橋梁

国道からそれて線路跡を追っていて発見した、橋脚もある立派なガーダー橋です。 枕木も残るあまりに完璧な遺構に、思わず記念写真。(笑)

中名寄駅跡

国鉄末期に良く見かけましたね、こういうプレハブ(?)の駅舎。 この駅でも、現役時代のポスターや備品が展示されていました。(放置に近い状態ではありますが・・・。)


名寄駅付近の切り通し跡

現在は名寄公園の敷地になり、伝説の排雪列車「キマロキ」編成が当時の線路の位置に展示されています。 先頭は私の愛する「キューロク」こと9600型蒸機、初めて編成で見ることができ感動でした。 先の遊歩道になっている切り通しも、いかにも線路跡な雰囲気です。

名寄駅構内の分岐点付近

奥が名寄駅。 この留置線の脇が、名寄本線の跡。 草むらの中に路盤が僅かに残り、キマロキ編成の方へ向かっています。 振り返ると、切り通しに向かって全力で加速していく列車が目に浮かぶようです。



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