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山口出張は寝台特急で 20年ぶりの夜行列車の旅   2005/10

nyaponには珍しく、列車での山口県への出張が発生。 会社で手配した新幹線の切符が届くと、週末にみどりの窓口へ。 払い戻して、唯一残った東京-九州間の寝台特急「はやぶさ・富士」号の、B寝台個室「ソロ」の切符に交換・・・。

もちろん、仕事もして来ますよ。(笑)

湘南電車 113系   まだ、珍しくはないけれど



東京駅 東海道線ホームで約2時間見物してみて、113系比率はまだ50%ほど。

少なくとも現時点では、まだまだ「希少な車両」という印象はありません。

しかし、06年の初めには、東京口ではその姿を見られなくなってしまいます。


ATS-P、ついてます

JR西日本 福知山線の悲しい事故で一躍有名になってしまった、ATS-P。 「ATS-Sn●」表記は、JR東海の「ATS-ST」区間への乗り入れが可能な事を示しています。

なぜか分かりませんが、子供の頃から編成中の「先頭部向かい合わせ」が大好きでした。

11 + 4 = 堂々の15両編成


113系のグリーン車と言えば、ステンレス製の2階建てより、やはりコレでしょう。 開閉可能な小窓の並ぶ、サロ110。




GREEN CAR!


ペンキ塗り 鋼製車体・・・

Series 113

無塗装のステンレスボディが幅を利かせ始めた、東海道線東京口。 しかも最新のE231系は、4つ扉のロングシート車。 「近郊型は3つ扉のセミクロスシート」と子供向けの電車図鑑に書いてあったのは、もう昔話になりつつあります。


おまけ

最近、JR東日本の各駅でよく見かける彼ら。
TV-CMも、ちょっとお気に入り。

電車に乗る時しか使ってませんが、駅のホームのコンビニや自動販売機でも、タッチするだけで買い物ができるんですね。

ようこそ

タッチしてね



はやぶさ・富士   最後の東京-九州寝台特急

05年2月、かつては栄光の「1列車」を名乗り、日本最古の愛称付特急の1つであった「さくら」と、元祖ブルートレイン「あさかぜ」が廃止となり、東京-九州間の寝台特急は「はやぶさ・富士」の併結列車のみ、実質1往復となってしまいました。

しかも14系6両づつという、なんとも寂しい編成です・・・。

最後の1本


 

「大分・熊本方面」


「はやぶさ・富士」、「出雲」、急行「銀河」だけになってしまった、東海道の客車寝台列車。 高速バスに対する苦戦などを聞くと、これらの表示もいつまで見られるのか・・・。


「寝台列車」


酒盛り準備OK

1レ 「はやぶさ・富士」入線!


3時間後の「出雲」の牽引機に牽かれて、品川方面から入線。

回送機のEF65PFが解放されると、最後尾の「富士」のテールマークがお出まし。





テールマーク登場


一人旅


「寝台特急『はやぶさ・富士』号、
間もなく発車します・・・」


今日のねぐら


金曜日の夜だというのに、発車が迫っても10番線は寂しい雰囲気。

実車を始めて見る、B寝台個室「ソロ」の車両オハネ15-2000は、外観もちょっとくたびれ気味。


向こうは別世界

18:03、定刻発車。
横浜までは、京浜東北線の電車と並走します。
ガラスの向こうは仕事帰りの人で満員ですが、こちらはもう、浴衣姿でビール・・・。

横浜発車

横浜駅でも帰宅ラッシュ。
毎日の事ではあるのでしょうが、発車して行く「熊本行き」「大分行き」の車内を、興味深げに眺めていきます。


上段部屋の室内


ソロの車両は上下互い違いに部屋が区分されているので、上段では室内で直立できない代わりに、窓からの眺めが良いです。


夜空を見上げながら


客車12両なんて楽勝さ


お約束で、列車の前から後ろまで探検に。 先頭でがんばるロクロクにも、ご挨拶。


ここから「はやぶさ」


「客車独特の趣のある蛇口でも見に行くか♪」と洗面所に行くと、リニューアル時に、ユニットバス用のようなプラスチックを多用した、安っぽい洗面所に変わっていました・・・。
でも、デッキのくずもの入れや、冷水機のフォントには、あの頃の懐かしい雰囲気が漂っています。

「国鉄」の面影


終電間近・・・

金曜日の夜、0時を過ぎた京阪神間でも普通電車の座席は埋まり、駅のホームにも結構人影が。

1:33 神戸通過

神戸の通過までは起きておこう。 名古屋と京都の間の記憶が無いけど。(笑)


7:33 新山口到着。 「最後にヘッドマークでも見物して・・・」と思ったら、先頭はホームの先。
ホームの端から、下関までラストスパートするロクロクを見送りました。 熊本・大分までは、まだ4時間の道のりです。

今回、20年ぶりの寝台特急に乗ってみて、その車両のくたびれ具合には正直言ってショックでした。 「近い将来の廃止まで、コストを掛けずに何とかもたせよう」という感じです。 残念ながら、もう「東海道・山陽の花形列車」の姿ではありません。

しかし、あの乗車率では、JRを責める訳にはいかないのも事実です。 何とか、夜行列車復権の道は、無いものでしょうか。
そういう私も、帰りは4時間で着く「のぞみ」なのですが・・・。


下関まであと一息



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