汽車を見に行こう

烏山線　下野花岡−仁井田　　　　　Photo by nyapon

東北本線の宝積寺から分岐し、烏山までの20.4kmを走る烏山線。

ちょっと微妙なカラーリングながら、好きなキハ40系が見られる路線なので行ってみたいと思っていました。


最初に立ち寄った仁井田駅。
正しいニッポンの木造駅舎！

隣には正しいニッポンの木造便所（「トイレ」などというハイカラなもんじゃありません）もありました。（笑）

この駅は以前貨物営業も行っていたようで、構内には側線の跡も。

トンネルを抜け、大きなカーブの築堤がきれいな川を渡る鉄橋へ続く、最高のロケーションのポイントも見つけ、ポカポカ陽気の中、ハイキング気分で撮影しました。

茨城県の下館から栃木県茂木まで、41.9kmを結ぶ真岡鐵道。　旧国鉄真岡線を引き継いだ第三セクターで、土日にはC11・C12牽引のSLもおか号が運転されることでも有名です。
蒸機牽引の客車は比較的新しい旧国鉄50系ながら好ましい塗色で、路線も大井川と違い架線のない非電化でいい感じなのですが、普通列車用のこの車輌の塗色は、なかなか大胆なものです・・・。（苦笑）

わたらせ渓谷鐵道　足尾−間藤　　　　　Photo by nyapon

nyaponもnyamoもお気に入りの、わたらせ渓谷鐵道。

ちょうど、宮脇俊三さんの紀行を本棚から引っ張り出して読んだ直後だったので、氏の国鉄全線完乗駅である間藤に再訪。　その先のかつての貨物線区間、間藤-足尾本山間もたどってみました。


足尾本山付近は鉱山鉄道の趣。
途中の踏切なども埋め立てられ、書類上は未開業区間だそうですが、実質は廃線跡でした。

小さなバス車体のLE-CarIIと、気動車規格のLE-DCを併結したデコボコ編成ですが、あかがね色の車体は、いつ見ても沿線風景に溶け込んでいます。

沢入駅を発車すると、直後の22パーミルの急勾配に向け、エグゾーストを吹き上げて、猛然とダッシュして行きました。