お年玉を貯めて買った一眼レフ
RICOH XR7
& RIKENON 50mm F2
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フィルム: |
35mm |
ピント合わせ: |
スプリットイメージ マイクロプリズム式 |
ファインダー: |
ペンタプリズム |
シャッター: |
電子制御式フォーカルプレーン 16 秒 〜 1/1000 秒 |
測光方式: |
TTL絞り優先自動・中央部重点平均測光 |
寸法 / 質量: |
136 × 86 × 51mm / 470g |
発売: |
1982年2月 |
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小学6年生の時、お年玉を貯めてやっと手に入れた一眼レフ。
「ハイコストパフォーマンス一眼」のキャッチコピーで、希望小売価格はボディが38,300円、純正の50mmF2が9,000円でした。
確かコシナのOEMで、ペンタックス系のKマウントを採用していました。
XR7は当時の最軽量一眼レフで、肥大化した最近のデジタル一眼から持ち替えると、標準レンズ装着状態ではコンパクトカメラ感覚です。
久しぶりのスプリットやプリズムを使ったマニュアルでのピント合わせから、レバーでの手動巻上げまでの一連の動作は思いのほか楽しいです。
大きくてピントの山とボケがはっきり分かるファインダーを覗くと、APS-Cクラスのデジタル一眼のファインダーではちょっと物足りなくなります。
このカメラを銀箱やリュックに詰めて、北海道から九州まで列車に乗って旅をしたものです。
写真部に入って、モノクロ写真の奥深さや現像・紙焼きの面白さを勉強したのも、このカメラです。
あの頃はフィルムも1枚1枚大事に使っていたし、もっと考えて撮っていた気がします。
デジタルの利点とはいえ、最近の連写を多用したり「押さえ」で数枚撮っておくようなシャッターの切り方を、ちょっと反省してしまいました。
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購入前に穴が開くほど眺めた、 思い出のカタログをオークションで発見し、即ゲット!
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SIGMA ズーム・デルタ II
70-250mm F3.5-4.5
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鉄道の写真を撮っていると、標準レンズの次に当然欲しくなる望遠系レンズ。
最終的にどうしてこのレンズを選んだのか忘れましたが、当時70-210が主流のなかテレ側が250まであり、比較的大口径なのに惚れた記憶があります。(笑)
久しぶりに見ると、金属鏡筒はいかにも「光学機器」という精密感がありカッコいい。
重量は812gと、プラスティック鏡筒全盛の現在の感覚では、大きさの割にかなり重いですが。
最近あまり見掛けない直進式ズームや、スライド式の一体型フードも懐かしい。
今ではプロも普通にズームを使う時代になりましたが、当時は「レンズメーカー製なんて、ズームなんて」という時代でした。
そう言う私も「AFの一眼レフなんて、おもちゃ」だと思っていましたけど。(苦笑)
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