学生時代、「乗り鉄」しながら買い集めた硬券入場券。既に過去帳入りしてしまった道内の駅。
南大夕張駅跡
駅舎は残っていませんが、ラッセル車「キ1号」、3軸ボギーの客車「スハニ36」などが、保存会の方々の手で大切に保存されています。
落石覆い シューパロ湖駅跡付近
南大夕張から先のこの区間は、炭鉱閉山の1973年に廃止された区間です。 ちょうどシューパロ湖(ダム)の管理事務所の前にあります。
森林鉄道 夕張岳線 三弦橋(夕張岳線1号橋)
四角錘を並べて頂点をつないだ、珍しい形状の鉄橋です。 レールは無いそうですがほぼ完全な形で残っており、非常に美しいシルエットでした。 ダム管理事務所の駐車場から見ることができます。
森林鉄道 夕張岳線 2号橋
同じく駐車場からダムの対岸に見える2号橋です。 対岸には他にも数本の鉄橋を望むことができます。
旭沢橋梁 明石町駅跡付近
これも面白い形状の鉄橋で、「トラスド・ガーダー」という形式だそうです。
神居古潭駅跡
上下線のホームもそのままに残され、駅舎もサイクリングロードの休憩所として明治時代の姿に復元されています。 構内には9600・D51・C57の3両の蒸気機関車も保存されており、神居古潭のすばらしい渓谷美と共に見所いっぱいの場所です。
神居古潭駅付近のトンネルポータル
納内方面に歩いてすぐの場所にあるトンネルです。 残念ながら通行禁止になっていましたが、レンガ造りで重厚なポータルは美しく、蒸機の煤煙の跡も残り思わず見とれてしまうほどです。
速度制限標も残るサイクリングロード
トンネル付近から駅方面を見たところ。 ポイント右分岐の場合は30km/h制限、トンネルとカーブの多いこの区間での蒸機の機関士の苦労が偲ばれます。
鷹泊駅跡
本当に駅舎以外何もない場所になっています。 鉄道がなくなって人が去ったのか、人がいなくなって鉄道が廃れたのか分りませんが、鉄道ファンの私でさえここに路線と駅を維持するのは厳しいと思える土地です。
鷹泊駅跡付近 沼牛方向の築堤
鉄道線路跡以外の何物でもない、「いかにも」なRを描いて緩やかな勾配で森に向かっていく築堤。 ほとんど崩されて畑に変わっていますが、一部は残っています。 今にも森の間から、単行の気動車が現れそうな雰囲気です。
鷹泊跨線橋
跨線橋跡は、北海道をドライブしていると意識していなくても一番多く見かける、廃線跡の遺構です。 橋の下には、やはり「いかにも」な雰囲気を漂わした草むらが続いていました。
沼牛駅跡
ここも窓は板で塞がれていますが、当時のまま残っています。 ホーム跡もそのまま残り、線路跡は農道として使われているようです。 ちょうど隣のそば畑では、花が満開でした。
第3雨竜川橋梁 雨煙別−政和
塗装も比較的きれいで、転用しようとすれば充分可能だと思えるトラスとガーダーです。 国道から見えるのですが、知らない人が見れば普通に線路と併走しているようにしか見えない光景でした。
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