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今年は道北・道南へも 北海道の汽車見物   2005/8

今年の北海道旅のメインテーマは、06年4月に廃止となってしまう、ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の姿をカメラと目に焼き付ける事ですが、他のJR路線に目をくれない訳ではありません。

今年はずっと天気に恵まれましたが、北海道にしては異常ともいえる(らしい)暑さで、炎天下の列車待ちは辛い事もありました。

でも本州とは明らかに違う違う空の色や美しい風景の中を列車がやってくると、暑さも吹き飛ぶようでした。

宗谷本線 日進−(臨)智東     Photo by nyapon

旭川−名寄間は、線形改良の高速化工事を行ったおかげで、130km/hという高速でカッ飛んできますが、名寄以北では線路も木製枕木です。


 

※ 踏切にて、列車通過後の後追い


左は、札幌から名寄まで、わずか2時間でカッ飛んできた、「スーパー宗谷」。

下は、夕暮れの兜沼駅、特急同士の交換風景。


宗谷本線 兜沼駅     Photo by nyapon


石北本線 瀬戸瀬−新栄野     Photo by nyamo


石北本線 安国駅     Photo by nyamo

我が家ではお馴染みの、石北本線の臨時貨物列車。 去年に続き、盆休みの「ウヤ(運休)」期間に入っていないかドキドキでしたが、無事にやってきてくれました。

 

上は、無事に北見峠を越え、遠軽に向かう列車。 nyamoは後補機の運転士さんに手を振ってもらいました。(笑)

左は、遠軽で進行方向を換えた後、常紋峠を前に安国駅で、上り特急「オホーツク」と交換をしているところ。

最後の難所を前に、デーデーが気合を高めているかのように見えました。


根室本線 広内信号所     Photo by nyamo

根室本線から特急専用のバイパス線である石勝線にかけての区間は、札幌と帯広・釧路方面を結ぶ、まさに”特急街道”です。 振り子式のキハ283系「スーパーおおぞら」や、強力機関に換装したキハ183系の「スーパーとかち」が、迫力のエグゾーストを轟かせてすごいスピードで駆け抜けていきます。 ディーゼル特急好きのnyaponやnyamoには鳥肌モノ!(笑)
上は、北海道名物のスノーシェッド付きの信号所での下り釧路行き「スーパーおおぞら」。 下は、これから狩勝峠に挑む上り札幌行き「スーパーおおぞら」。 お盆休みだけあって、どちらも付属編成増結の9連や10連で駆け抜けて行きました。


根室本線 御影−芽室     Photo by nyapon


函館本線 小沢駅     Photo by nyapon


函館本線 二股−蕨岱     Photo by nyamo

函館本線の長万部−小樽間、通称”山線”と呼ばれる区間は、優等列車が全て線形のよい室蘭本線経由になったこと、道内のダイヤが本州〜函館中心から、札幌・千歳中心になったことで、本線とはいいながら、直通の普通列車は1日に数本というローカル線になってしまいました。

上の小沢駅付近はSLブームの頃の名撮影地で、当時からの名物トンネル餅が駅前で売られています。



左は、SL時代の名撮影地、目名峠に向かう登りを行くキハ150。


室蘭本線 小幌−礼文     Photo by nyapon

函館−札幌間の全ての優等列車と貨物列車が走る、”海線”こと室蘭本線。 非電化ながら複線という、ちょっと日本離れした風景です。

ここでのターゲットは、特急専用塗装のDD51が重連で牽く、寝台特急カシオペア・トワイライトエクスプレス・北斗星でした。 特に大阪発着のトワイラは、神奈川に住んでいると見る機会はなく、貴重な写真になりました♪


室蘭本線 静狩−小幌     Photo by nyapon


室蘭本線 北舟岡駅     Photo by nyamo

海線でのターゲット、その2。 キハ281系の特急「スーパー北斗」と、JR貨物の”レッドベアー”ことDF200型ディーゼル機関車です。

DF200は1両でDD51重連相当のパワーがあり、徐々に数を減らしているデーデーのファンとしては複雑な心境ですが、やはり新型強力機関車にはあこがれます。


時刻表にカメラ、線路を見つめる”鉄子”。(笑)→


室蘭本線 北舟岡−稀府     Photo by nyapon



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