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遅い春を追いかけて、東北地方のローカル線めぐり   2004/4-5

今まで福島あたりまではドライブに行く事もあったのですが、それより北の5県には、スキー場以外「訪れた事がある」と言えるほど出かけた事がありませんでした。 つい「どうせなら」と、フェリーで北海道に行ってしまっていたのです。 それで今回はみちのくのローカル線めぐりに出かけることにしました。 例によって全日程を「道の駅」での車内泊で・・・。

線路沿いの道を時刻表とにらめっこでロケハンし、通過列車といい風景と駐車場所が揃うと撮影準備というスタンスでのドライブでした。 絶好のポイントなのに、まだ何時間も列車が来ないとかクルマが停められないなど涙を飲んだポイントもたくさんあります。

青函トンネル竜飛口にて


山田線 上米内−大志田     Photo by nyamo

周りの風景が良い感じだったのでクルマを停めた、山田線上米内駅付近です。

駅前の上米内浄水場の枝垂桜は有名らしく、お巡りさんが交通整理をするほど見物客がいっぱいで、確かに遠くから眺めても見事なものでした。

そんな桜渋滞のクルマから好奇の視線を浴びながら撮った2枚です。 今回の行程中、一番良い天気の中撮れました。

赤白の盛岡色は悪くないと思うのですが、このリニューアル車の赤影の仮面のような顔はいかがなものかと・・・。


山田線 上米内駅     Photo by nyapon


三陸鉄道 南リアス線 吉浜−三陸     Photo by nyapon

三陸鉄道といえば当然海バックで撮りたかったのですが、良い感じの場所では駐車スペースが見つからず、左は、あきらめて立寄り湯でサッパリした後に見つけた夕日の中の築堤です。

白いボディがわずかに赤く染まってきれいだったのですが、やはり「背景が三陸らしい海岸線だったらなぁ・・・」と思ってしまいます。 このゆるい角度の石積みの築堤は、始めて見るもので印象的でした。

下は、「本日の予定終了」でお風呂に向かおうとしていたときに見つけた、印象的な桜の木です。 蔓に絡まれながらポツンと1本で咲いていました。 日も当たっていないので、何か寂しい風景でした。

このキハ110系という車両は最近良く見かけますが、新しい車両のわりにローカル線の風景に意外と溶け込んでいると思うのですが、いかがでしょう?


陸羽東線 瀬見温泉−東長沢     Photo by nyapon


八戸線 有家−陸中中野     Photo by nyapon

左は、「八戸線」の勝手なイメージで向かった、とにかく海の見えるポイントです。 春ののどかな海をイメージしていたのですが、曇天と夕暮れに近い時間のせいで少し違う感じになってしまいました。(笑)

盛岡色では、やはり、このシンプルな赤ラインのみの方が好きです。








下は、陸奥湾の海岸線を行く快速「うみねこ」です。 キハ40系だろうと思っていましたが、キハ110でした。

さすがに強力エンジンの気動車だけあって、予想以上の高速で駆け抜けて行きました。


大湊線 有戸−吹越     Photo by nyamo


八戸線 有家−陸中中野     Photo by nyapon

復活国鉄色 その1

JR東日本盛岡支社のHPなどで国鉄色に塗装された気動車がいることは知っていました。 今回の旅は行き当たりばったりなので「会えればラッキー」と思って運用は調べていなかったので、この瞬間はファインダーを覗きながら感激でした。

個人的にはパノラミックウインドウの後期型の車両であるところが「惜しいっ!」という感じですが、国鉄急行色のみの2連ということで大満足です。

この場所も国道脇のパーキングからのお手軽撮影ですが、良い雰囲気です。


磐越西線 日出谷−豊実     Photo by nyapon

復活国鉄色 その2

「SLばんえつ物語」号を待っている間に捕まえた、快速「磐西・只見ぐるり一周」号です。 こちらのキハ58は平窓車の国鉄急行色でパーフェクトなのですが、3両目は悪名高い新潟色が。

しかしこの新潟色って誰が考えたのでしょう? 特に塗色に思い入れのないnyamoですら、「なんじゃこの色は!」と言ってましたからねぇ。

天気は最悪で傘を持っての撮影でしたが、背景の山はまるで山水画のようで美しかったです。

蒸機の写真は・・・、この後さらに雨がひどくなって、露出も何も大失敗で。(泣)



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