SUZUKI V-STROM 250SX 赤いきつね号


SUZUKI V-STROM 250SX

「そりゃ、1台は高速に乗れないとダメでしょ」 「もちろん、覚悟の上で乗り換えたんだけどねぇ・・・。」(苦笑)
400Xからクロスカブに乗り換えたタイミングが悪く、終日フリーな週末が激減してしまい、「下みちトコトコ」では行動範囲が制限される状況に。

「1台は車検の無い250ccクラスにしたら?」 お言葉に甘えさせて頂くことにしました。(笑)

候補は、Vストローム250SX。 Vストローム250(無印)の方は、前回も候補だったものの、2気筒で前後17インチというON寄りキャラは400Xに近く、乗り換えには至りませんでした。

その後SXが発表・発売され、「おっ、コレいいな」と。 単気筒で軽量、フロント19インチでOFF寄りのキャラになっているそうで、今まで乗ったことがない油冷エンジンにも興味がありました。

OFFに寄せたというキャラは、出先で見つけた旧道や裏道の探検なんかにも向いていそうで惹かれました。

荷物満載で長旅に出たいなら間違いなく無印の方でしょうが、今回はロングツーリング適性の優先順位は低めで、日帰りツーの片道くらいは高速やBPを使って時間短縮&疲労軽減、というのが乗り換えの目的です。

 V-STROM 250SX スペック

全長(mm) 2180
全幅(mm) 880
全高(mm) 1355
軸距(mm) 1440
車両重量(kg) 164
エンジン種類 油冷4サイクルSOHC単気筒
総排気量(cc) 249
内径×行程(mm) 76.0×54.9
圧縮比 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 19[26]/7500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 22[2.2]/7300
燃料供給方式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
燃料タンク容量(L) 12
変速機形式 常時噛合式6段リターン
ブレーキ形式 FR: 油圧式ディスク (ABS)
RR: 油圧式ディスク (ABS)
タイヤサイズ FR: 100/90-19M/C 57S
RR: 140/70-17M/C 66S

 インプレッション

 ここが、○

 〇軽量でスリムながら、400Xに匹敵する見た目の存在感。
  ⇒「サーカスのクマさん」に見えなくて済むのは嬉しいポイント。
 〇単気筒のイメージが変わった、よく回る上に振動の少ないエンジン。
 〇最初は間違いかと思ったくらい、燃費が良い。 ⇒ツーリングペースで45km/L超。
 〇ハンドプロテクター、リアインナーフェンダー、USB電源が標準装備。
  ⇒400Xの時は、すべて社外品を購入してカスタムしていたものが最初から。
 〇クルマみたいに短押しするだけでエンジンが掛かる、スタータースイッチ。
 〇これだけの装備が標準で付いていて、569,800円(税込)という価格。

 ここが、×

 ×サーカスのクマさんに見えないどころか、初めて踵が浮いた足つき性。
  ⇒シートの高さに加え、ステップ位置のせいで真っすぐ足を下ろせない。
 ×渋くてニュートラルにも入りづらいミッション。 ⇒シフトホルダー装着で解決。
 ×反転液晶のメーターが、太陽の位置によっては反射して非常に見づらい。
 ×わざわざ雨風にさらされる位置に付いている、USB電源ソケット。
 ×現時点では、国内メーカーには前後で揃う銘柄が無いサイズのタイヤ。
 ×センタースタンドがオプションにもない。

「お散歩ツアラー」化

Ver.0.1.0 納車! [2024/08]

納車当日の恒例、何も手を加えないオリジナルのうちに、記念写真を撮っておきましょう。

製造国インドからの入荷が少ないらしく、6月半ばに注文してもしばらくは「入荷未定」でした。
さらに選んだ車体色のオレンジは近いうちに赤に替わるとの情報でしたが、他店の発注分を回してもらえて2か月で納車されました。

ハンドガード、リアインナーフェンダー、USB電源などは標準装備ですし、せっかくの軽量車体を活かすためにも、あまりごちゃごちゃ取り付けない予定です。

Ver.0.2.0 ETC車載器 装着 [2024/08]

高速道路や自動車専用道を利用するための乗り換えなので、必須の装備です。 恒例の1万円助成キャンペーンに合わせて後から購入するつもりでしたが、ラッキーなことに車両確保とキャンペーン開始が重なり、納車前に取り付けてもらいました。

今回も、本体価格の差とメリットが合わないETC2.0機ではなく、400Xの時から使い慣れたミツバサンコーワ製で、新セキュリティ規格に対応した後継モデルを選びました。

Ver.0.3.0 リアケース 装着 [2024/08]

クロスカブで使っていたGIVI箱があるのですが、せっかくだからと新調したアルミケース「風」の樹脂製です。 以前からアルミケースはカッコ良いなと思っていたものの、その重さで敬遠していましたが、これならば許容範囲でした。

以外にしっかりした作りで質感も悪くなく、取っ手はアルミ削り出し、インナーケースやバックレストまで付いていてGIVI箱の半額というお値段は、なかなか良いお買い物でした。

Ver.0.4.0 スマートフォンホルダー 装着 [2024/08]

400X時代に更新し、クロスカブでも使っていたスマートホンホルダーを、引き継いで装着しました。 ステー部はアルミ製でしっかりした作りなので、まだまだ活躍してくれそうです。

これまでは位置合わせのためにアクセサリーバーを介していましたが、今回はハンドルに直接取り付けています。 また、右側への取り付けが通例でしたが、車両標準装備のUSB電源に合わせて今回は左側に取り付けました。

Ver.0.5.0 シフトシャフトホルダー 装着 [2024/09]

慣らし運転中、シフト操作の渋さとニュートラルへの入りにくさがずっと気なっており、「シフトホルダー」や「シフトサポート」と呼ばれるパーツを初めて付けてみました。

手で触るだけで分かったシャフトのガタが完全に無くなり、アップもダウンも停車中のニュートラルもスコンスコンと気持ち良く入るようになって、その効果に驚きました。 シフトフィーリング向上で、つい変速が多くなってしまったり。(笑) ⇒ ブログ

Ver.0.5.1 リアサス プリロード調整 [2024/09]

決して乗り心地が悪いという訳ではないものの、もう少し荒れた路面でも追従性が上がれば嬉しいなと、サスペンションのプリロード調整を行いました。 (調整可能なのはリアのみ。)

7段階の3から1(最弱)にして、マンホールや荒れた舗装での突き上げが丸くなりました。 また、コーナーの途中にうねりや波状舗装があるところでも、ちゃんとタイヤが追従しているという安心感も増したので、コレでいこうと思います。 ⇒ ブログ


Ver.1.0.0 マフラー交換 [2024/10]

純正マフラーも低音で好きな音ではあったのですが、踵に当たる取り回しと、あの亀の手のようなデザインが好みでなく、地元愛川町のヨシムラ製 GP-MAGNUM105に交換しました。

音質も音量も少々元気が良過ぎる気はしますが、パルス感が強烈で、一発一発蹴り出されるのを感じ、低速から明らかにトルクが増しています。 ワインディングが楽しくなるマフラーで、SXのキャラには合っていると思います。 ⇒ ブログ(動画あり)



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