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nyapota と汽車見物、夏の秋田・山形へ <2007年8月>

さすがに「休暇をつなげて北海道へ10日間」とはいかないものの、通常通りの休みが取れた今年の夏。
nyapotaがお腹の中にいたので去年のGWに断念した、秋田・山形方面の三セク鉄道見物に行く事に決定。


羽越本線の特急「いなほ」は、
車窓から見物・・・





八郎潟の中央を東西に貫く道路
プチ北海道気分の風景






男鹿半島 入道崎
炎天下ながら風があり、気持ち良くお散歩






サザエのつぼ焼き
匂いにつられて、土産物屋の店先で






キャンプ場の林間サイトみたいな、
道の駅「てんのう」






秋田名物 「ばばへらアイス」
花びらのような盛り方は職人芸!






難読駅名の代表格
奥羽本線 及位駅






山形県金山町では、
ちょうど「金山まつり」の真っ最中






山形鉄道 最上川橋梁にて
「母ちゃん、なんか走っとる・・・」






米坂線では、
日没直前に最後の汽車見物

1日目

夏休み初日、夜出発の予定なので昼間に殻を積載し、フロンティア号の整備。 既に炎天下でバテ気味。

19:30に出発。 関越道方面へ向かうが、今回は画期的なルートで。 6月に圏央道が中央道と繋がったおかげで、相模湖IC経由で関越道へ直結したのだ。 この日も、我が家から70分で関越道の鶴ヶ島JCTに。 相模原・八王子の市街地をゴチャゴチャ走らなくて良いので、精神的にも非常に楽。 関越方面へスキーに行くため、入間あたりまで大渋滞のR16を走っていた頃からすると夢のよう・・・。

今日は赤城高原SAで寝る予定。 前橋からの登りもスーパーチャージャーパワーとASCDセットで、登坂車線のお世話になる事もなく楽チン走行で到着。 クルマが多く少々うるさいものの、「高原」だけあって気持ち
良い風もあり、快適に眠れた。

2日目

翌日、山を越えて新潟へ。 日が昇るとやはり猛暑。 ゆずの散歩休憩でも、日向にいると肌が痛いくらい。
日本海東北道終点の中条ICが渋滞しているようなので、手前の新発田からR7へ。 胎内市のスーパーで買出し、道の駅「神林」で昼食休憩。

ここからR345に入り、「笹川流れ」で有名な海沿いを行くが、これが失敗。 当然なのだが海水浴シーズンで、砂浜ごとに路上駐車の嵐。 渋滞するほどではないが、ただでさえ狭い国道が走りづらくて仕方ない。 そんな道なので羽越本線の見物もままならず、車窓から追い抜いていく特急「いなほ」を見送る。

海沿いは道の駅も大混雑で、少し内陸の「庄内みかわ」で休憩。 スーパー併設で夕食の買出し。 隣に温泉施設もあり環境も良く、キャンカーも数台既に宿泊体制なのだが、少し時間も早いので先へ進む。

やはり温泉併設の道の駅「象潟」で予定終了。 ここもPキャン車が多い。 温泉はビル4Fの展望風呂で、もう少し早ければすばらしい夕日が見られたのに・・・。

3日目

一旦少し内陸に入り、由利高原鉄道を見物していく。 また海沿いのR7に戻るが、秋田市街をパスするために日本海東北道から秋田道へ。 途中のPAで nyapota の離乳食&ミルク休憩。 もちろん今回の旅も、彼がペースメーカーである。(笑)

八郎湖SAで何か買って昼食・・・、と思っていたが、実態はトイレだけのPA。 暫定1車線開業の地方の高速は、SA・PAの表示も要注意である。 給油しようなんて思っていたら泣きそうになるぞ・・・。

高速を降り、八郎潟を突っ切る直線道路を西へ。 プチ北海道気分を味わえる道である。 男鹿市から断崖絶壁の道を、nyamo の要望で入道崎へ。 途中のパーキングでコンビニ弁当昼食。 海が見下ろせる絶景地だが、暑くて5分と外にいられない。

入道崎ではお散歩の後、サザエのつぼ焼きに誘われて土産物屋へ。 店先のベンチでお茶休憩。 帰りは無料ながら快適な「なまはげライン」という内陸の道で戻る。 温泉もある道の駅「てんのう」で予定終了。
木も多い分散したパーキングで、ちょっとしたキャンプ場のよう。 その是非はともかく、テーブルを出して料理をしたり寛いでいるクルマも多い。

4日目

今日は海と別れ、秋田内陸縦貫鉄道の沿線へ。
秋田へ来てから気になっていた、道端でパラソルを立てておばあちゃんが売っているアイスクリームが、秋田名物「ばばへらアイス」というものだと判明。 それなら試しに買わない訳にはいかない。(笑)
買おうと思うとなかなかいないのだが、道の駅で発見。
秋田弁のかわいいお婆ちゃんが、へらでバラの花のように見事に盛ってくれた。 1個150円也で、シャーベットとアイスの中間のような食感。 炎天下ではソフトクリームよりうまい! これは試す価値あり。

その後、列車を撮影しながら南下。 nyamo が万歳しながら「たつこ像を見たい。こんな格好のヤツ。」と言うので、田沢湖へ寄り道する。 しかし付近の駐車場は満車。 たつこ像も車窓からで充分で、停車する事もなく通過。 そもそも万歳なんかしてないし、たつこ・・・。

ところで田沢湖への登りで、腹ペコマークが点灯したのだが、GSがなかなか見当たらない。 やっと発見して給油してみると、タンクの公称容量と同じだけ入ってしまった。 結構攻めたもんだ。(苦笑)
しかも領収書を見ると、ハイオク164円/Lでびっくり。 完全に一見さん価格である。 やたら愛想の良かったGSのおっちゃんの訳はこれか・・・。 これからは、余裕を持って価格表示のある所で入れよう。

さらにR13を南下し、湯沢市の温泉施設で汗を流した後(館内の空調が最悪でまた汗をかいたのだが・・・)、道の駅「おがち」で予定終了。 ここも一角が木々に囲まれたスペースで、Pキャン車が多かった。

5日目

秋田から山形へ峠越えでスタート。 難読駅名のクイズでは必ず登場する、及位(のぞき)駅に立ち寄っていく。 飲み物を買うためにコンビニに寄った金山町では、お祭りの行列とすれ違う。

新庄を過ぎ、奥羽本線沿線で、来年から引退の始まる山形新幹線の車両を撮影。 ちょうどミルク休憩中だった nyapota にもその通過を見せてやると興味深げにジーッと見つめている。

東根からR287へ別れ、山形鉄道見物のため、荒砥方面へ。 途中のコンビニで買出しの後、道の駅「おおえ」で昼食。 ドラマ「おしん」の筏での別れのシーンは、この付近の最上川で撮影されたらしく、案内が出ている。 荒砥付近の鉄橋で列車を撮影、米坂線に沿ったR113を西へ。 途中眠くなり、道の駅「白い森おぐに」で昼寝休憩。

そのまま胎内市まで出て、道の駅「胎内」で泊まる予定だったが、行ってみると寂れたホテルとクアハウスの駐車場。 足元が危ないほど暗く、トイレも公園の公衆便所なみ。 隣接の風呂もクアハウス内の小さな「浴室」で、汗を流して早々に退散。 高速のPAまで移動してしまうことに。 

中条ICから日本海東北道に乗り、豊栄PAで最後のPキャン。 食事も終わり寛いでいると、なにやらシートの下から「ピーッ」という音。 扇風機も止まった。 どうやらバッテリーの電圧低下でインバータが力尽きたらしい。 これで、我が家の使い方では、満充電から5泊が限界と判明。 猛暑で冷蔵庫がほぼ常時回っていた事を考えると善戦でしょう。 幸い換気扇は12V直結なので、朝まで弱々しくも何とか回っていた。

6日目

翌日、エンジンを掛けると当然充電開始。 まあ、走行充電程度では電子レンジは無理としても、当然換気扇は元気に回っている。 また関越-圏央-中央道と走るが、中央道小仏トンネルが少々滞ったくらいで、昼過ぎには無事に家に着くことができた。

今回のバッテリートライアルで、4,5日に1回電源サイトのあるキャンプ場を使えば、いつもの10日間ほどの北海道旅も可能と分かったのは収穫だった。
日中、エンジンをを止めてエアコンが切れると、nyapota じゃなくても命にかかわりそうな猛暑が続いた今回のクルマ旅。 キャビンの方にいれば日差しによる温度上昇こそその断熱性で押さえられ、去年の夏旅よりは遥かにマシだったが、外気温と湿度が高くてはどうにもならず、やはり北海道の夏が懐かしかった・・・。

【 5泊6日 / 1,651km 】

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