最近は高速のPAも洒落たつくり 車中泊にも最適! 中央道・小黒川PA
道の駅の朝市で仕入れた新鮮野菜 全部100円で、おばちゃんの名前入り!
白川郷には行けなかったが・・・ 飛騨の里」
囲炉裏には本物の火、茅葺の屋根からは煙 「飛騨の里」
家屋自体が自然と同化しているよう 「飛騨の里」
|
1日目
木曜日の朝、中央道の相模湖ICから西に向かって出発。 平日だけあってクルマは少なく、工事による車線規制が度々あるが順調に進む。 最初の目的は高山本線の汽車見物なので、ひたすら多治見ICを目指す。
ほぼ昼過ぎ、予定どおりに多治見ICに。 美濃加茂市から高山本線に沿ってR41で北上開始。 途中の本屋で忘れてきた時刻表を、隣のスーパーで昼ごはんを買う。 キャンプ場でも外で調理できない天候に備えて、お湯を沸かせば食べられるものとパン等を仕入れておく。
道の駅でゆずを遊ばせたり、途中のポイントで列車を撮影したりしていると暗くなってきたので、高山市の手前にある日帰り温泉へ向かう。 宮峠を越えて無事到着。 いいお湯だったが、これで1000円はちょっと高いかも。 施設内にあった「高山ラーメン」の暖簾に魅かれ、今日の夕食は決定。 専門店ではなく定食屋のようだったが、麺もスープも美味だった。
今日の宿泊地は道の駅「モンデウス飛騨位山」の予定だったが、行ってみるとただのスキー場の駐車場みたいな所で、もちろん誰もいない。 山の上のかなり寂しい所で、寝るには静かで良いとも言えるが、nyamoが「こんな所はやだ」と言うので予定を変更。 R158の道の駅「ななもり清見」にたどり着いて本日の予定終了。
2日目
翌日はやはり朝から雨が降ったりやんだりの天気。 パンの朝食を済ませると、近所の農家のおばちゃん達の朝市が始まったので、格安の野菜と売店で会社へのおみやげを仕入れる。 道の駅でPキャンさせて頂いている以上、食事や物産品購入などで少しでも還元しないと。
道の駅を出発し、今回のメインの目的地「飛騨の里」へ。 ここは古民家を移築し、田んぼや川や池を含めて飛騨地方の古き良き時代の集落を丸ごと保存している施設。 和風の田舎暮らしに憧れるnyaponとnyamoには聖地のような所。 ゆずも入場OKなので、レインコートを着て一緒にお散歩する。 建物は「使っていないと痛んでしまう」ということで囲炉裏の火も絶やさず、屋根や床なども常に手入れされている。 バリアフリーの為に道こそ舗装されているが、まさに日本昔話の村そのもので、「ただ古民家を移築して並べました」というテーマパークとは次元が違い、建物がみんな生きているのがわかる。 当然ながら保存するご苦労も見えて、とても憧れだけではマネできないという事も良く分かってしまうのだが・・・。
見学を終え、お蕎麦の昼食を食べていると雨が本降りになってきた。 R158をキャンプ場のある郡上市方面へ向かい、道の駅「桜の郷荘川」にある温泉へ。 ここは700円でタオル付と良心的な料金でお湯も良く、すっかりご機嫌になってしまった。 お風呂でまったりしてしまったのでここからは東海北陸道で一気に高鷲IC近くのキャンプ場へ。
3日目
このキャンプ場「わんこパラダイス」は各サイトが柵で囲まれており、ノーリードでキャンプができるキャンプ場。 nyamoが以前から目を付けていたのだが、我が家からでは微妙な場所にあり、「この機会を逃すと当分来れないかも」と、こんな天候にもかかわらずやって来たのだが、やはり他には誰もいなかった。(笑) まあ、ゆずは雨でも関係ないので適当に走り回っていたが、やはり晴れの日に来たかった。 幸い風はないのでオーニングの下で簡単に料理を作り、車内で食事。 小さいながら、キャンピングカーで良かった・・・。
翌土曜日、いよいよ台風が上陸するというので、白川郷はあきらめる。 のんびりと1日かけて家に帰ることにする。 ルートは高山から松本へ抜け、甲州街道へ。 安房峠までは早く越えてしまいたいので、飛騨清見ICまでは高速を利用。 高山から安房峠への道では、前をキャンピングトレーラーを牽引したクロカンが2台。 腰をすえるキャンプ場では居住性も最高だろうと思うが、Pキャンでのクルマ旅にはやっぱり自走式がいいな。
峠手前の平湯温泉のパーキングで休憩後、有料のトンネルで峠越え。 この天気では上高地への観光客も少なく、順調に松本まで山を降りて来れた。 ここまで来れば感覚的に「圏内」で少し落着く。 できるだけ高速を使いたくないので、県道からR20へ抜ける。 道の駅「小坂田公園」で昼食を済ませてから、甲州街道を東へ向かう。 道の駅「蔦木宿」で、最後の温泉に入ってから帰る事に。
温泉で暖まったところで、もうひとがんばり。 ヤドカリ号に給油して韮崎ICから中央道へ。 50km/h規制の大雨の中、ぶっ飛ばしていくクルマを尻目にマイペース。 無事に相模湖ICにたどり着くと「国道20号通行止め」の看板が。 嫌な予感がしたが、通行止めは大垂水峠区間のみでぎりぎりセーフ、無事に帰宅することができた。
|