汽車を見に行こう

苫小牧港でフェリーを下船したら、その足で室蘭本線の無人駅へ直行。 上下の特急「北斗」の通過を見物できました。 本当は室蘭以西の非電化区間で見たかったところですが、地平線まで続くような直線区間を遠くから高速で迫ってくる列車は、迫力ものでした。

朝の占冠駅に立寄ってダイヤを眺めてみたら、下り「おおぞら」の通過と上り「とかち」の発着が見られそう。 構内配線は一線スルー、分岐器付近にはスノーシェッド、特急街道石勝線らしい駅です。 ダイヤ上は貨物列車のスジもあったのですが、盆休み期間でやはり運休のようでした・・・。

新得駅では入場券を買って列車見物のあと、美味しいお蕎麦を食べに行くのが恒例です♪ ここでも上下「おおぞら」の発着が見られましたが、この札幌行きは、鹿と接触とのことで25分遅れでやってきました。 繁忙期なのに以前のような増結編成は見られず、6両と寂しいものでした。

5年前と大きく変わったこと。 特急は振り子や車体傾斜装置のない新塗装のキハ261-1000ばかりになり、普通列車は電気式気動車のH100が大増殖していたこと。 キハ40を見なくなったのは国鉄世代としては寂しいですが、腐食や塗装劣化の酷い車体を見るのは辛かったので・・・。

かつての追分機関区に近い道の駅では、D51を保存展示。 しかし蒸機世代ではないnyaponは、屋外展示のキハ183の方に惹かれました。 冬の常紋峠を越える「オホーツク」を撮りに通った車両ですが、北海道ワイド周遊券で乗り歩いた学生時代を思い出す、国鉄特急色が嬉しかったです。